21.0975kmの話。

近所でハーフマラソン走ってきた。自分にとって久々のロードレース。なんでこんなことをやる羽目になったのか、といつも思いながら走る。きついことは嫌いだ、苦しいことは嫌いだ。ランニングってなんなんですかね、なんでみんな走るんですか。

それは私には聞かないでね。キレイな答えもかっこいい話もないから。

今まではずっと初心者という呼び名に甘えていたけれども流石にもうそれも許されないかなと思うようになってきた。真面目にやらねば、ちょっと嘘っぽくなる。

今回初めてちゃんと目標タイムを定めた。

達成はできなかった。みんなしてナイスランとか言ってくれるんだよね、コーチも友達も。もちろんめちゃ頑張った結果だからナイスランで良いんですけども、悔しいなあって思ってるときはどんな顔で受け止めればいいのか。とてもありがたいのよ本当に。それを素直に受け取りたかったなあという自分へのマイナスポイントね。

あと少しっていうのは非常に堪える。なんか今までの私の全部みたいだ。いろんなことにあと少し足りないことばかり。やり切った、満足したってのはあったのか。バシッと決めた目標に向かって努力して努力して達成したということがそんなにないのかもしれない。何とかギリギリ滑り込み、あがいてあがいてよいしょと這い上がってようやく人と同じステージに立ったみたいなことが多すぎる。いや、いいんですよ、結果は、なんとかなってるんだから。でもいいんですよと言いつつもっとスマートに何の気もなしにさらりとこなしたいよね。

長く走っているからその間にこんなことを考えていた、わけではなく。

きつい、さっさと終われ、まだこんな距離か、暑い、水、脚痛い、脚動かない、息を吐かなければ吸えない、腕振るといいのか、なんとかなるか?ここ曲がったら坂だ、痩せてるのに私に追い越されるのみっともないな、スパートとか無理、このペースで走り続けてようやくフルマラソンサブ4なのマジで無理、としか思っていなかった。

これらがぐるぐるリアルな思考。フルマラソンサブ4はしばらく無理だなあ・・・。

みんな走ってるときって何考えているんだろうね。