初桃の話。

私にとって今年初めての桃ですよ、くらいの意味で書いたんだけれども一般的にもやはり「初桃」という言葉はあるようで。
初物の桃、早生の品種の桃、のことを初桃と呼ぶ。

近所の八百屋で少しだけお安く、気軽に手が届く価格で並んだ小ぶりの福島産の桃。
3つでまとまって598円(税抜き)。
あまり安いと信用ならないのが果物だけれども、この時期にかわいく並んでいる福島産の桃にハズレなんてあるわけがないではないか。

私は果肉が柔らかいタイプの桃が好きだ。この桃はどっちのタイプだろう。
ブランドで判別できるような知識はなし、スマホでちゃちゃっと調べれてもよかったけれどもなんかそれはそれで無粋な気持ちもあった。
売り物の果物に強めに触るのはご法度、しかも桃ならなおさら。
まあ硬くてもいいか、手に取ったらそれを購入しなければならないというつもりでかわいさを見定める。
君たちにしよう。
今の若いアイドルくらい見分けがつかない集団の中からフィーリングで選んだ桃。
少し表面を撫でてみたらふわっとした手触り。
柔らかな果肉と甘さがもうすでに想像される。これはいい桃を引いた。

今朝、冷やした桃を剥いてもらい期待通りの味を楽しんだ。朝から暑いけれど清涼。
いい1日になりそうだった。(そして今日は1日仕事が暇でした。)

横好きの話。

謙遜の意味はなく、下手の横好き。

音楽全然わからねえ。
本当に何一つできねえ。
でも家にある楽器。

・マルタ(これがメイン楽器)
・サンカ
・トヨ
・チュリ
・ロンダドール
・ケーナ
・ケナーチョ
・タルカ
・フラウタ
・チョケーラ
・ワカピンキージョ
・チャランゴ
・ティンホイッスル
・鍵盤ハーモニカ
・ムックリ
・ハンガリーの口琴(名前忘れた)

どれも上手く演奏することはできないよ。
南米楽器がほとんどだね。
今はカリンバが欲しいな。
本当はバグパイプが好きなんだけど憧れだけで止めている。アコーディオンも好き。

セールの話。

スーパーマーケットで日々の食料品買うのは好きなんだけど、それ以外はあんまり買い物自体が好きではない。
アマゾンのプライムセール(みんなSNSで騒いでたから知ってる)だからといってサイトを開くことはないの。
いろいろ安いらしいからこの際に!みたいなの、ないなあ。日頃の私の欲ってどこに向かって発されているのだろう。

しかしなんか矛盾している気がするが、半額とか安売りは大好きだ。
先日ちょっとラン用の短パンがいくらなんでもペラッペラになってきて色も褪せてきてもう6年以上前に買って使い続けていたものだと気が付いた。機能も何もよく分からないけどミズノのシンプルな黒い短パン。気に入って酷使していた。
さすがにもう新しいの買ったらどうかと妻に言われたのでまあそんなもんかと探し始める。
妻は1万円くらいする短パンをいくつも使っていてそのお金どこから?家計からなの?いう状態である。むむ。
私は自分のトレーニング用の服にそんだけお金かけられる気分ではない。
いくら服が高くても、走るのは所詮私。所詮私なのだ。

なんだかんだでワークマンになりそうだと思っていた時、ふと、そういえばと、おたふく手袋を検索。

www.otafuku-glove.jp

私の下着、ほぼここのなんですよ、元は作業用手袋メーカーだけどそれこそワークマンみたいにいろいろ展開している。
ここで短パン売ってないか検索したところ、あったそれっぽいのが。
半額で。
ああもう数量限定なので即決。ざざっと調べてみたけど、まあいいだろ。スポーツって書いてあるから走るくらいできるだろ、そもそも走れない短パンなんて存在しないし。

ダラダラ書いてしまった。
ただ短パンを半額で買ったというだけなのに。
先日Karrimorのキャップを買った時も思ったが、おたふくブランドもトレランでめったに人と被ることがないと思う。インナーはともかく、外に見える部分でおたふく使ってる人そんなに多くないだろう。
そこんとこも地味にポイントである。
なお、先日のロング走で5時間くらい走ってみて履き心地は問題なし、雨の中だったが撥水も効いていたため水吸って激重ビッシャビッシャになはならなかったし、結構いいものなのではないか。

半額やってるうちにもう一つ同じもの買っちゃった。

地味な記念日の話。

2026年7月4日に開封するお酒があった。この日でなければだめなのであった。
なぜなら指定されてるから。過去の自分に。
10年前、以前勤めていた会社の社員旅行で長野県の諏訪を訪れ、その時に買ったお酒。
「贈る人・育む人・記念日・開栓日」を指定して申し込むと後からラベル印字されたお酒が指定住所に届き、それを開栓日までゆっくりと貯蔵して育むという商品。
熟成純米原酒 時のはぐくみ 720ml


その頃、中古で家を買ったのだった。
それを記念日とした。売買契約成立日ではなく、リフォームとかの目途がつき物理的に引っ越した日を設定。2016年7月4日。
贈る人は私で育む人は私たち夫婦。
20年先は長すぎるなあと10年ぴったりに開けようかなと。
醸造年はいろいろ選べるが、購入した当年のものとし、自らで10年育てることにした。

こんなの買ってきたよ、と報告後床下収納にイン。
その後10年間一度も触ることなく寝かせていた。

2026年7月4日。
開栓の日。
実は6月だったような気がして一度引っ張り出してみたら7月4日って書いてあってああそうかと戻したので一回触ってるじゃないかということになるが、目をつぶって。
開栓の日。
熟成酒には味の濃いお肉なんかが合うのでは?とかイメージしていたはずなのになぜか淡泊めのお刺身など買ってきてしまった。鰤と鯛。
安くて良さそうな柵があったからさ…。

一口。
ん-!これは紹興酒ですね。味も香りも紹興酒。
身も蓋もないが紹興酒ですと言われて出されたら紹興酒ですねと応えてしまうくらいに紹興酒。もちろんね、日本酒なんですけどファーストアタックがガツンと中国。
そして鯛には合わない。鰤には、悪くないです。鰤が脂乗っていて結構いいですね。保険(?)として蒸しあん肝を買っていたのですが、それがとてもマッチしました。
塩気よりやはり脂っけを求める風味のお酒ですね。
これは今日は飲み切らずに、また後日お肉系で飲んでみようかと思いました。

記念日というにはいささかロマンが足りなかったかもしれないけれども、お互い語らずとも10年の歳月を少し思い起こすそんな夜だった。

夕食メモ。

夕食ではしばらくお米を抜いているが、妻のお弁当用に炊いておいたご飯をそのまま冷蔵庫に忘れて行ったとのこと。だから夜に食べてねと。
おお。予定外。
とりあえず走って帰るか。少しでも消費。

スーパーで釜揚げシラスが半額。小容量だが半額で100円。今日はこれに決めた。
家にあったミョウガとネギを刻み、温めたご飯にシラスとともに乗せる。
シラスが十分しょっぱいので味付けはごく微量で。
ゴマ油と高い醤油を少し回しかけ、ラー油と悩んだが一味唐辛子を振りかけた。
完成。簡易シラス丼。
これで充分だ。大変美味しくできた。

『オズの魔法使い』の話。

本は読んでも読んでもネタが尽きない。
狂的なまでの人間の記録や創作の欲求のおかげで私たちは思う存分消費ができていると思う。
大学で文学専攻だった私は、本を読みそうで読まない、でもちょっと読むかもしれない、くらいのレベルでの本好きである。(どんなだ)
怠惰なので本を読むにもそれなりに覚悟が必要。
一般的に漫画とか本とかをゴロゴロしながら読んでるのは怠惰の典型かと思うが、読んでるって行為だけで私にとっては怠惰ではないので私の怠惰から抜け出すためにはやはり覚悟と勢いが必要だ。

先日ブックオフをうらうらしていてふと目に入ったので手に取った文庫本。
『オズの魔法使い』
お馴染み、そうあのオズの魔法使い。
って思って気が付いたんだけど、私この物語知らないな。ライマン・フランク・ボーム。作者の名前も初めて知った。童話とか文学って勝手にヨーロッパのイメージ持っててこの物語も英国だと思っていたら米国だった。それくらい知らなかった。
何もお馴染みではない。馴染んでいなかった。
あらすじは知っている、かかし、ブリキの木こり、ライオン、ドロシーがオズに会いに行って望みをかなえてもらおうと右往左往する話だ。あと薬漬けにされたジュディー・ガーランドの映画も有名。Over The Rainbowなー。でもそれだけだ。
余談も甚だしいが私はスペインのフォークメタルバンドMago de OZが好きである。来日しねえかな…。Evoken de Valhall Production.で呼んでくれ…。あなたたち以外で呼んでくれる人もういないのよ…。

じゃあ読もう。気になったら読もう。
児童文学の翻訳ゆえ、訳文が平易でとても読みやすくて優しかった。そしておとぎ話である。本当は怖い〇〇みたいな実は殺伐としてたり実はグロかったみたいな表現もなく、うちの息子に読ませても安心である。まあ、私に子はいませんが。
大筋は覚えていた通り、エピソードもうっすら知っている部分があり、ああこれは子供の頃に見たアニメでの知識だ。アニメだとやたらとオズに振り回されて全然会えないイメージあったけど、小説ではすんなりオズに会えてた。途中で遭遇するイベントも結構すんなり解決していた。すんなりな話。

各人物の印象に残った部分。
 ドロシー:あまり何もしない主人公、コミュ力だけで乗り切る司令官タイプ。魔女の加護を受けたため物理ダメージ食らわないらしい。
 かかし:藁でできているので痛みも疲労も空腹も感じない、ロングディスタンスの旅に適しすぎている。
 ブリキのきこり:ブリキでできているのでかかし同様痛みも疲労も空腹も感じない。そして斧による攻撃力が強すぎる。殺傷力と言ってもいい、山猫を唐竹割にするなどして活躍する、ええ…。木でいかだを作れたり何かと能力が高い。
 臆病なライオン:臆病とはいえライオンだからね…。
 オズ大王:結構いい人。
 東の魔女:初登場シーンで既に小屋で圧殺されていた。空から小屋が降ってくるとか無理だろう。
 西の魔女:弱点は水。
 トト:ただの犬。

読み終わった後に何気なく検索したら、なんと。
続編があるのね。
しかも全14冊マジか^-^
私はオズについて何も知らなかった…。

「SIRAT」の感想ではない話。

先日急に思い立ってなんか映画館にでも行くかになった。
公開中の一覧から興味あるのはー、これ。
という感じで「SIRAT」を観てきた。
終始ヴゥゥゥィィィィンとかドゥンドゥンドゥンドゥンってな感じの映画だった。オカルトかな?
ストーリーと結末については、ああ!そう!?って思いました。「予測不能」とか謳ってたけどそりゃあそうだろう、脈絡自体があんまりないんだから。
面白かったです。おしまい。

映画ね、そんなに好きってわけでもないのに映画館の年会員に登録(有料)している。おかげで仕事終わってから間に合う夜の上映ならば行こうと思い立った時にサッと平日1,000円で行ける。
東京に来てからというものここの映画館しか利用したことがないので基準が1,000円なのだが今映画も高いのね。場所によっては2,000円もするんだってね。あいやー、ちょっとふらりと行くには財布が痛い。
映画好きな人は大変ですね。

家でAmazon Primeを契約しているので作品は配信で見られるものが多い。だが、見ないんだよねえ。作品自体にはあまり興味ないのかもしれない。家でテレビの前に2時間ってなんかもったいない気もして。家だと没入感もないし、途中スマホもいじってしまうし酒を取りに台所にも行っちゃう。
映画館で体験すると何でもかんでも「面白い」と感じてしまうので大変お得な人間だな、私は。

いくつかの予告編を見て思ったこと。
・やっぱり邦画はなんかわざとらしい湿っぽさがあってやだな
・「オークストリートの異変」は恐竜が出てきた。恐竜パニックなら観たい。
・「スーパーガール」って女性ヒーローはやっぱスカートはいてないとダメなんだ?アメリカさんでも。

KAVUの話。

8年間使い続けて使い倒したキャップがある。
KAVUのメッシュキャップ。
アウトドア用って感じだろうか、4,000円くらいで購入して使い倒していた。
キャンプのとき、走るとき、トレランのとき、登山の時。
日常でもかぶっていた。ちょっと街まで出るとき。着用頻度が非常に高かった。キャップをかぶるのが当たり前になっていた。
さすがアメリカ製というか、とにかく丈夫で使っては洗いを8年間続けていても破れほつれ一つなく。品質がいいとかそういう評価軸とは別次元の丈夫さ。ツバも柔らかめの材質だったので型崩れは徐々にあったかもしれないがその歪みも含めてざっくりとしたアメリカを感じられるいいキャップだった。

いいキャップだった。いつ破れるか、いや破れる姿なんて全く想像はついていなかったが破れるまで使い続けるものだと思っていた。これだけ使い続けているので、私のユニフォームみたいなものだった。

先日カラスに襲われまして。
自転車漕いでぷらぷらしてたらバサバサー!って聞こえて??となってたら頭に爪の感覚。びっくりして手で払いのけたもののかぶっていた私のKAVUを掴んだまま飛び去りやがった。

んあーーーーーー!とられたーーーーー!カラス!!?

まさかのお別れ。襲撃のち強奪されてしまった。
自転車止めてカラスの行方を追ったもののフェンスで囲われた私有地の木の上へ私のキャップを持ち去っていった。
奪還、無理!
へろへろな気分になり情けない声で妻に電話してしまった。人に話して状況を整理したかった。話しながら泣きこそしなかったものの、キャップの思い出がぶわわーっと頭を駆け巡る。たいした思い出ではないとは思いつつ、トレランの大会全部それかぶってたので記憶が全て結びついている。

妻には「酔っぱらって失くしたとか自分の過失だとキツいから、最期としてはまだあきらめがつくんじゃない」と言われた。慰めなのかなそれは。気持ちは伝わった。
その後現場近くを通るたびに、フェンスの内側に目を凝らし、いつでも探しているよどっかに君の姿を…。

全然あきらめついてない。

少し贅沢の話。

以前友人からお土産で醤油の小瓶をいただいた。
卵かけご飯専用醤油とかそういうの。ちょっと甘かったり出汁が入っていたりするもの。
使い勝手が良かったのでそれ以来、煮物とか料理に使う醤油のボトルの他に卓上用に小瓶の醤油を使うようになった。刺身醤油とか。
使っていたものがなくなったのでなんか買って行こうとスーパーへ。

ちょっとした贅沢なので、せっかくだからキッコーマンとかヤマサとかのではない醤油にしようとすると、もともと小瓶の製品は高いのもあるけれど結構な値段がする。
普通のキッコーマンのボトルが1lで200円くらいだとして。
今買おうとしているのは200mlで400円くらいとかそんなだ。

っ高い…!

満足感を得るためならこの価格ですらリーズナブルと言い張らなければならないのかな。大人として。
例えば子がこの醤油の瓶を倒してしまって絨毯にだばーってこぼしたら頬を張らない自信がない。いや、子もいないし人の頬張ったことないから想像でしかないけど。

どれにしようかと決めかねてうろうろしてたら見切り品コーナーにも小瓶の醤油があった。
オッ半額!
100mlで538円のところ半額で269円。よし、買った!
つって当初200mlで400円くらいでどうしようかなーって迷っていた時より高い商品を即決してしまった。反射って怖いね。半額シールは人間を馬鹿にする。

45歳。醤油ごときに振り回される。
なお、使ってみたらさすが高級醤油。元値が500円以上するだけある。
ちょっぴり幸せな日常を味わえるのでなんだかんだとOKです。

人任せの話。

朝通勤中にぽくぽく歩いていたら、大葉の苗を「ご自由にどうぞ」と置いてある家があった。
しかも2軒。
大葉の苗なんて買ってもそんな高いものでもないからそういうものだろう。
ちょっと欲しいな。

以前うちの庭にも大葉が生えてて、夏になるとむしりまくり食べまくりだった。
自生だったのか妻が植えたのかよく分からないが。
手をかけなくても勝手に育ってむしろ育ちすぎることになるが、それでもあの食べまくりの日々を思うと魅力的だ。少し虫もつくけど、明らかな虫食いの葉っぱさえ除ければたいしたことない。

相談せずに家に持ち帰ったら妻に怒られるだろうか。
誰が庭の管理してると思ってるんだ、と。私は庭に無頓着だからなあ。
たまには自分でプランターに土盛ってみようかしら。