いっぱい動いた週末の話。

こないだの金曜日から土曜日にかけて、仕事を休んで埼玉のトレイルランの大会の運営スタッフ有償ボランティアで動いてきた。この大会は昨年自分で出走したもので、今年はボラ及び応援に回ることにした。友人知人が参加するのでぜひとも頑張って欲しい。

金曜日朝9時半集合、参加者へ配る参加賞の封入作業で3時間くらい。昼から受付作業、参加賞のTシャツとゼッケンをピックアップして渡す作業で5時間くらい。楽しい。徐々に勝手にシステマチックになっていく様は工場のようだ。午前中は大雨で寒くてきつかったけど選手が受付に来る正午以降は晴れて陽も出てきて、もやった武甲山もよく見えて気持ち良かった。何より大雨の中の受付はいろいろと大変すぎる、そうならなくてなにより、ただでさえ大変なレースなんだし選手にはいいコンディションで臨んで欲しい。ひたすら受付して業務終了の時間になったので大会側が用意してくれた宿に移動。途中のコンビニでお酒など買い出しをして8人部屋で知らない人同士宿泊。知らない人同士だけど全員トレランナーなのでお酒を飲みながら自然とトレラン周辺の話になり、勝手に時間が過ぎる。共通の話題ってまさしくこういうこと。お互いの名前は知らない。土曜日は朝3時半起きなので早めに切り上げて就寝。

土曜日は起きて4時に車で出発、乗っけてもらい移動。4時半には会場到着して選手の荷物預かりブースの設営と準備。えっほえっほ。とはいえテーブル出して貼り紙を貼るくらいで大変な作業ではない。テントはもう張ってあるので。朝方の結露で湿ったテントに無理矢理養生テープで案内を貼る。なんとかなるもんだ。荷物預けの受付が始まったので所定の場所にみんなからの荷物を運びまくる。これで2時間くらい。次は100kmの部のスタート後に沿道に立って誘導の予定だったんだけどタイミングが合わなくてなんも指示されず放り出されたのでなんかやってる風でちょこまかと動く。この辺でスタート前の友人たちに一通り声をかけることができた。スタートを見届けてから誘導風に応援する。誘導スタッフは他にもいたしルートも間違えようがないポイントのでおそらく問題がなかったと思う。選手が全員スタート会場の公園を後にしたのを確認してさあ次は別の30km部門の選手の受付へ。受付は昨日も行ったのでもう動きの流れはできているものの、集まる選手の数と時間帯の関係で昨日よりも忙しくなるはず、そしてなった。ゼッケンやTシャツのピックアップではなく対面で名簿チェック及び案内の役割に入ったのでピーク時は息継ぎをする間もないくらい同じセリフを繰りかえした。口が渇く渇く。バックグラウンドで少しトラブルもあったものの、大きいミスもなく受付のピークを乗り切った。口を動かしつかれた。30kmの部の選手のスタートを前に、コースの分岐誘導へ出発。これやりたかったんだよね、分岐の誘導。いい場所に配置してもらった。晴れたしまた武甲山が綺麗に見える。配置後しばらくしてぞくぞくと通過する選手たち、がんばれー。笑顔の人、辛そうな人、こちらの応援に応えてくれる人、私に気づいて一緒に写真を撮る友人、さまざまでとてもいい。満足だ。誘導終了とともに私のスタッフ作業も終了となる。車で回収してもらい会場へ戻りキッチンカーで昼食をとって帰ることに。昨夜はキッチンカーのカレー、今日はキッチンカーのラーメンにした。結構美味しいな、特にラーメンはちゃんとしていた。生姜が効いた塩らーめん。スタッフ用の飲食チケット使ったのでいつも食べない塩ラーメンなんて食べてみたのよ。帰ろうと思ったけどいろいろ身支度していたらそろそろ30kmの選手たちがゴールに近づいてきたようなのでせっかくだからしばらくゴール前で応援をしよう。トップ選手から60人くらいまでは見届けた。いいなあ、みんなの表情。ゴールした後の友人がわざわざ戻ってきてくれて応援どうもねーって言いに来た。いえいえ。

未だにトレランやってます、っていうのは気恥ずかしいしなんかおこがましい気がしちゃうんだけどもやっぱり関わると楽しいもんだ。嫌だなあ疲れるなあと思いながらもロングレースに出てるし。本当に走ってる最中は嫌なんだけどね…。

日曜日はまた別のランニングイベントに出たけどそちらも楽しかったよ。(省略)