子供のころの悩みや心配事はだいたい大人になったら解決しているもんだ。
私は肥満体で。
中学の頃は顔にはニキビがいっぱいで。
それでさらに社交的な性格ではないからいわゆる暗い生徒で。
仲良しの友達はいたけど、全体でみるとあまりいい思い出はない感じ。
学校行きたくなくてしょっちゅう腹痛って言って休んでたし。
大人しくて成績が良かったので先生への覚えはよかった。
昔を思い出して一番きついのはそこかな。
そこだ。
今はなんてことない。
ニキビも治ったし、肥満から抜け出せてるし(ギリギリだが)、性格は変わらねど社会性という武器があるから集団にも過不足なく馴染める。
どうということはなくて、最初に書いた通り、だいたい時間がたてば環境が変わるし体も成長して変わるし経験も積めるから物事への対処が上手くなる。
高校大学と進んで、人間関係も変わったし自分も成長したしで、いやな思いをすることも減った。
だけどもね。
思い悩んで苦しんだ記憶は消えないんだよね。
記憶も残るし、ニキビで太ってて学校行きたくなかったという事実が変わるわけでもない。
辛かった、嫌だった。
あの時間が無駄だった。
だから。
悩んでたり苦しんでたりする人には時間が解決するみたいなこと言いたくない。
結果、時間が、ちゃんと解決はしてくれるだろうけど、今この瞬間をどうにかしたいんだもんな。
大人になればなるほど、経験則で無責任というわけでなくこうアドバイスしちゃいがちだけれど、間違っていないがそうじゃなないんだ。
ああ、どうすればいいんだろうね。
それぞれの人生、苦しいことばかり。
あ、頭髪の濃度がだいぶあれになってきました。