年賀状の話。

年賀状に消極的になって久しい。会社では業務として刷ったものの、自分用では一枚も作成していない。意図的に徐々に減らしていったわけではなく、急にやめた感じだ。ここ何年か年末になっても年賀状という頭が無くなっている。人からもらったものを眺めて嬉しい気持ちはあるものの。今年は返信的に送ることもしなかった。たぶん来年は来る枚数もさらに減ることだろう。

親戚のおんちゃんおばちゃんだけがちょっと気になるところではあるが、申し訳ないが自然消滅させてください。10年以上会ってないからこそ賀状の必要があるんだろうけれど、その儀式がひどく滑稽に思えたことがあって。一度そう感じでしまうとどうしてもぬぐい切れない。

ちょっと薄情かもしれないが、親戚筋とは疎遠だ。大学生の頃に会っただろうか?それが最後だからもう20年は経つ。いとこの子供がもう働いている人間になっているんだよね。もう本当に関わりのない人間でしかない。私という存在ももちろん認識されていない。次男だからこういう感じなのだろうか。兄といとこは少しはつながりはあるようだが。

叔父叔母ももう誰が生きていて誰が死んでいるのか分からないところもある。親戚といえども別の人間だもんなあ。関わらなくても生きていけるもんだ。