先日「秘密のケンミンSHOW」を見ていて、大阪の人はカレーライスに豚肉を入れない、という事実に衝撃を受けました。
ポークカレー、という名称が必要でないほどカレーといえば豚肉という認識で28年間育ってきた東北の人間ですので、ほんとに衝撃的でした。牛肉のカレーなんて贅沢品ですよ。
大阪ではカレーといえば牛肉を入れるもので、多少は番組的な印象操作はありましょうが、豚肉入りのカレーに対しては皆が口をそろえて否定していました。
なにそれー!ってことで西側出身の妻に伝えると「豚は入れない」との一言。
まーじーでー。
ひとしきり豚だ牛だ、でも鶏肉は安くて旨くて至高の肉だよね奇跡だ奇跡の肉だなどと話して盛り上がってはみるもののやはりカレー=豚というのは東側からすれば譲りがたく、そして6年も一緒にいるのにこのカレーギャップに気付かなかったことにまた一つ衝撃を覚えるのでした。
原因としましては僕が鶏肉至上主義のため、自分でカレーを作るときは絶対に鶏肉を使用するからだったんだと思います。豚を使うときも挽肉を入れてましたので、カレーコンフリクトは避けられてきたのでしょう。
その数日後の夕食はカレーでした。
妻が気を遣って豚肉で作ってくれました。
「ねえ、今日の夕食で何か気付きませんか?」
「ん?何?いつも入れないジャガイモを入れてくれてるってこと?ありがとう」
当たり前すぎて気付きませんでした。めでたしめでたし。