会社ご飯の話、夜のモヤ。

静かである。明日は雨の予報だが、空気からはそれが感じられない。

時間は深夜1時になろうかというところ、妻は寝てしまい、私は眠気もないままパソコンの画面に向かっている。

何をするでもない、ブラウザを変えたときにブックマークを大幅に削除したため巡回サイトもなくなった。この言い回しかなり懐かしくないですか、巡回サイト。

だらだらとTwitterのタイムラインを追う。皆人間なんだろうが、こんな時間まで何をやっているんだ。

少ないお小遣いの中でやりくりしていたつもりだが、この頃はクレカ払いでキャッシュの出を送らせて乗り切っている感じがあるなあ、節約が必要だなあとの考えから夜のうちにお米を炊いて翌日の会社での昼ご飯にすることにした。

だいたいそういうときはスープジャーに詰めていき、会社でスープの素なり味噌汁の素なりを使って雑炊とする。

お腹は膨れる。不味いことはない。しょっぱい汁とお米だ。必ず美味しくなる組み合わせである。ただ、無感情で食べている。

美味しいことと満足することは違うんだろうな。食事で脳が求めるのは美味しさではなくて満足なんだろうな。

そのときどきの要求を満たしてやることなんだよな。

そういう意味で事前に準備するそのようなつまらない食事は美味しくても満足はしないんだよな。だって要求無視だもの。

お金がないなんて悔しくて情けないので言いたくないが、現実的にはこうである。

仕方がないな。明日も味噌汁かけご飯になるかな。

会社の人と一緒に外でご飯が食べられない。

嫌いなのだ、その行為。自分のチョイスというものを知られたくない、感想を持たれたくない。

給仕されて皆で同じものを食べるのはあまり問題ない。メニューの中から選んで頼むことを人前でやるのが苦手なのだ。

詳しい説明もできない、ただ嫌でしかない。分析をするな、それもイイネなどと言うな。

なんだろうこの嫌悪感。

モヤっとする。

外は静か。雨の気配なし。過ごしやすい気温。このまま床で寝てしまおうか。

とりとめのなさをキーボードにぶつける作業は好きなんだ。

時間が過ぎていく。