夕食メモ。

昨日の夕食。家の乾物カゴに眠っていた凍み豆腐、賞味期限は4月末。いけるだろう。乾物だし。宮城県岩出山の凍み豆腐、親からもらったもの。岩出山の名産であるけれどもいわゆる高野豆腐とは何か違うのだろうかと今調べてみたら製法が違うらしい。高野豆腐は豆腐を凍らせてからお湯をかけて溶かして水を絞り乾燥させて作るそう、対して凍み豆腐は薄く切った豆腐を縛って寒冷状態で自然乾燥させて作るそう。消費者として気づく大きな違いは歯ごたえと厚さですかね。高野豆腐は調理すると柔らかい気がする。ふわふわしていて美味しい。凍み豆腐はそもそもが薄いのでギュッとしまった感じでふわふわ感はない。ちょっとぼそっと固いかな。

凍み豆腐をぬるま湯で戻してから水分を切り、だしと麺つゆでシンプルに薄く煮てみた。煎りごまを散らす。本当は煮しめとか具沢山にするといろいろ染みて美味しいのだろうなあ。今回は直球で凍み豆腐を味わう。ギュッ。子供のおやつには向かない。あとは冷蔵庫にあったキムチとめかぶと納豆でご飯を食べた。朝食みたいだな。かつお出汁の素とか使ってるので完全ではないが、基本植物性の食事だった。お米を食べてある程度お腹が膨れるから不満足ではないけれど、食事によって得られる爽快感はない。カップ麺で済ませたみたいな貧相さとはまた違った類の「もうちょっとなんかあっただろう」感が残った。