諦められないものがいくつかある。
ロシア語と、音楽。
どちらも、できたはずのもの。
努力が足りなかったがゆえに後悔しているもの。
好きだったのに、面倒臭がって、ゆえに初心者の域を全く出なかった。
少しニッチだったから、かじってるだけで珍しかったんだ。そこにあぐらをかいた。
もう20年近く経つのに、怨念のように私の頭にこびりついている。まさにこびりついている。
剥がれないんだ。
私は何がしたかったんだ。
後悔するための人生か。
執着、そんなもんないと思ってたのにな。
どうせあるなら、苦しさを乗り越えるくらいの思いが欲しい。
この中途半端さが、また、苦しい。
羨ましさだけが私を支配する。