うちの職場でも月並みにバレンタインデーがあり義理チョコが配布され、その一ヶ月後に何かしらお返しをすることとなる。
義理でもありがたくおチョコ様をいただきましたので、ホワイトデーのお返しには駅ナカの洋菓子屋でギモーヴを買っていきました。
ギモーヴは、おフレンチのね、お菓子でね、パッケージもお洒落でね、割と見映えもしてね、それでプチ珍しいというね、なかなかのチョイスで挑んだわけですよ。あと手頃でした。
会社の女性に、はい、ギモーヴですって渡したらば
「ありがとうございます、で、これなんですか?」
と来たもんだから、あ、よかったなと、なんかありきたりのもの渡してふーんってされなくてよかったなと。
少しでも興味持たれたし、ちょっとお洒落っぽくて格好がついたかなと。
「ギモーヴっていうね、フランスのマシュマロですよ~」
って言って気付いた。
これマシュマロじゃん。呼び方違うけどマシュマロじゃん。定番中のド定番であるところのマシュマロじゃん。
ありきたりにもほどがある。
ホワイトデーといえばマシュマロ、って昭和の小学生の発想のそれに等しい。いやいやながらお母さんに持たされるそれに等しい。
何がおフレンチかと。名前に騙された。
後日、おいしかったよーマシュマロ!と言われまして、改めてそれがマシュマロであったことを確認して過ぎし昭和に想いを馳せるのでした。
ところでうちの総務のおばちゃんは2月14日と3月14日のどちらも有給とって休むという強者でした。
こういう回避方法もあるのだなと感心しました。