感想。
食べるって面白いなあ。
人が食べているところ、食べているものは、当人には失礼かもしれませんがエンターテイメントです。
ということをしっかり文章にした本。でした。
大変良い。
お腹が空く本です。
子供の頃、世界はないと思っていました。
いわゆる中二病くさいですが、自分が知らないものは、認識できないものは存在しないと思っていました。
全然知らない人たちが、全然違う環境で人生を送っていることが信じられずにいまして。
世界ってずっとずっと狭いものだと思ってました。
紀行文なんか読むとそういう愚かな考えを払拭できるのでよいですね。
でもこのような考え、実は何度も払拭してもまた頭をもたげます。
この世は夢幻かと。
あるよね?