簿記の試験を受けてきたんですよ。
経理職なんですけど、業務上いろいろありまして上の方から「君は別に簿記の資格とかとらなくていいから」とか言われてしまって。
なんだよと。ちょっと悔しいなと。
あたかも「どうせとれないんでしょう?」って言われてる気がして。
始めたてはみたのですけどまあこれがなんというか勉強が続かない。
経理の色々に対してさっぱりモチベーションがないというのもあり、かつこういうお勉強がしばらくぶりなこともあり、あと基本私が根気強くなくって困ったチャンなのもあり、まあ続かない。
妻になだめすかされおだてられしながら少しずつ問題集解いたり電車の中でテキスト読んだり、あれですね電車の中で勉強してる人って本当にすごいですね。
朝晩の通勤なんてまず第一に睡眠をとりたい優先的にとりたいって思って10年ぐらい働いてますので、あの勤勉さ信じられない。いつも見る人で、クロアチア語を勉強しているおじさんがいるんですが何に使うんでしょうか。マイナー語学やってる人は魅力的ですね。
という状況でなんとか自分をごまかしながらいらつきながら少しずつ勉強していって本日を迎えたわけですが。
結果は2週間くらいしてから発表になるのでそれはそれとしまして、今日ほど自分の頻尿に焦らされたことはなかったです。
試験始まる直前にもちろん自分の膀胱の状況を心配してちゃんとトイレに行ってきたんですよもちろん。
自覚してますからノーガードで臨もうなんて気はさらさらありません。
なのに、なのに!試験開始から1時間も経たないうちに地底湖の水位が上がってきた感覚がね。
まだ大丈夫まだ大丈夫まだ大丈夫すみませーんトイレ行きたいです、ってなもんですよ。大人だからその辺ちゃんと意思表示できますからね。
だめって言われましたけど。
聞き間違いかなー?んー?って監督官の目をじっと見たらジェスチャーでもバッテン作られちゃって。ペケ。ペケね。
んー、んー、んー。落ち着かないんですけどちんちんおさえてていいですかー、やむを得ないですよねー。んーんー。
残り1時間ね。
まさかこういうことで苦しむとは思わなかったですね。自分が監督官のバイトやった国家試験なんかでは、可能だったんですよ、トイレ。監督官の補助員がいて、トイレまでついて行って、不正がないように見張ったうえでトイレ行けたんですよ。
簿記は、途中退出と見なして再入場できませんだって。日商は容赦ねえなあ!
我慢しながらの試験って結構きついのね。
思考の半分を下半身の容量の予測に使用されちゃってるから。
こういう状況になったら容赦なく放出して周囲のやつらを地獄のずんどこに叩き落としてやるえー、なんてエアで息巻いていたこともありますがムリムリムリムリ、だって大人だもの。
やりきったよ、残り1時間。
成果が出せたかどうかは知りませんが、そのあとちゃんと尿は出せました。