くさやだよ。

ごく普通の飲み日記だよ。

あんまり書いたことないですな。

阿佐ヶ谷にある「つきのや」へ行ってきました。

以前七夕祭りのときに店の前を通りかかり、良さそう!とピンと来た(妻が)お店。

そのときはぎっちり満員だったため、そのうちね、ということでいつか行きたいと思ってたお店。

鬱になりそうな土曜出勤の自分へのご褒美として再挑戦。

今度はちゃんと予約しました。

場所は阿佐ヶ谷の中学校の近く。裏通りのちっちゃいお店が軒を連ねる一角。

雰囲気いいなぁ。

以前勤めていた会社が阿佐ヶ谷にあり、よくぶらぶらしてました。

会社は好きでなかったけれど、阿佐ヶ谷は良かったです。

また根城にしたいほど好きですね。

さて、入店。

今日もいっぱいです。さすが土曜の夜、予約しないと無理っぽいですね。

狭くて清潔なお店で、壁に手書きメニューがぺたぺた張ってあります。興奮するよね、あの手書きメニュー。

・ビールと刺身。

安いけど盛りはよかったです。

・生牡蠣二つ。

美味しい、みたいですよ?僕は苦手なので妻が食べてるのを見てました。

・アンコウの唐揚げ。

ぶりんぶりんしている白身の唐揚げ。あと軟骨。

いい弾力です。

・日本酒

妻は高知の「酔鯨」、僕は青森の「豊盃」というお酒。

小皿でもっきり。この「豊盃」が本日飲んだ中で一番のヒット。

一時期日本酒に対して「水みたい」という褒め方をするのが流行ったときがあって、主に女子的なムーブメントでなんか苦々しく思っていたのですが、えーっと、水みたいに美味しかったです。

なら水飲めよって反駁する自分もいますが、一言で言うと香り豊かな水でした。褒めてます。

・サンマのくさや

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ここへ来た目的はくさやです。ムロアジのいわゆるくさや以外のあまり見かけないくさやがメニューにあるのです。くさやを食べるためにここにきました。

そこかしこで注文されていますので、くさや臭が結構しています。

尻尾から頭まで、いい苦味と臭みに包まれて二人でぺろり。

・サメのくさや(奥)、ムロアジのくさやの生干し(手前)

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サメです。

アンモニア臭がきついとのこと。へー、そう?と思ってましたが、身を手でちぎったその切り口から香りたつ強烈なスメル。少しピリピリする感じでずーっとそれ嗅いでました。

臭いだけでお酒が進みますね。これは身の食感はパサパサ気味で塩が強い味。くさやの臭いよりアンモニア臭に支配されていました。

くさやの生干しというのは、よく聞きませんでしたが干し時間を通常の半分にしたもののよう。身がふんわりしていました。おいしー。

写真はこの2枚だけです。

・日本酒

僕は福島の「豊国」、妻は山口の「獺祭」。

「獺祭」は山口に帰省したときに毎回飲むよいお酒。"獺"の字が書けない。

「豊国」は、米の濃いー感じのお酒。体調が悪いときは遠慮したいぐらい濃い。

・焼酎

ナントカという芋焼酎。ごめん。

・ホッピー

妻、ホッピー。中身3杯。

・自家製イカの塩辛。

自家製イカ、の塩辛だったらすごいですよね。

柚子が乗ってた。少し腑にも混ぜ込んであるよう。美味しいけれども素直に好きになれないのは、柚子だからかな。大人になるまで柚子味にほとんど触れたことがなかったので、未だに慣れないんです。でもおいしー。

うちの母は柚子が大嫌いで、柚子風味のものをウッカリ食べたてしまったときは、ベッ!て吐き出してました。

家族しか居ない食卓だったけれども、いい大人が・・・。

・日本酒

僕、北海道の「男山」。どっしりとした酒と書かれていたが、そう、なんでしょう。

たぶん。

今書き出すと思ったほど量食べてないなー。値段は8000円くらい。ほとんど酒だ。

ゆっくり3時間、くつろぎました。「豊盃」がめっけもんでした。お酒はいっぱい色々試して見たいですね。

また必ず行くリストに入りました。

幸せなお店です。

って、食べログ風に書いてみたけれど、あれだな、大変だな。

いちいち写真とって味の感想書いてオススメ!とか様々なシーンを想定したりして。ちょこっと皮肉とか書いて。

暇なんだろうなあの人たち。よく参考に使いますけどね。