面白くなかった4コマ漫画の話。

中古で買ったものだし面白くなかった感想なのでタイトルは記さないことにする。
いつもの通り10円で購入。他に目当てのものが見つからなかったがクーポン期限がギリギリだったのでとりあえず1冊で完結するものを買う。しばしみられる行動パターンである。このせいで我が家にはよく知らない作者の短編集とかが積みあがっている。
もちろんそこから連載作品を集めるということもあるので道に落としてしまうよりは有意義な10円の使い方だとは思う。

その漫画もそういうプロセスを経て手元に。
4コマだな、というのは分かっていたが「Twitterで話題」とか書いてあってこれは嫌な予感がするね。
ちゃんと通して読む。シュール系とか不条理系を志していることはよく分かった。途中で読むのやめようと何度も思った。最終的には単行本一冊通して1クスリ(笑いの単位)も起きなかった。
おそらく書いているのは若い人なんだろうなあという感想。
読む側のおじさんとしては残念なことにこの系統の最高峰が吉田戦車和田ラジヲほりのぶゆきという固定観念があるのでそこに刺さってこれない以上はシュール系というのは受け付けられないのである。真右衛門も好きだったなあ。『G組のG』の。

タイトルでオチを付けてそれを説明するための4コマ、が9割を占めていた。
途中タイトルを隠して4コマを見てみても全く分からなかった。いや事象としては分かるんだけど面白味が分からなかったというところで。
お笑いのジャルジャルが面白いのは(私は彼らが好きです)設定を最初に説明して終わりではなくそれが徹底して繰り返されてもうこんなの笑うしかないじゃないかみたいな空気を作るパワー技によるものだと思っているが、このジャルジャルの設定作りのブレインストーミングを延々と見せられてもあまり面白くないとは思う。そりゃあそうだろう。面白く料理する前の題材選定段階なんだから。
今回読んだ4コマ漫画はこの企画段階以前のアイデア出しのものを「完成品です!」って持ってこられたようなものだった。辛い。見たことないけれども漫才賞レースの一回戦ってこういう感じなのかもしれない。

あとびっくりしたんだけどギャグ4コマ漫画なのに原作と作画がそれぞれいた。
え、そういうもんなのか。そしてそれでこれか。(酷い言いよう)
特段絵に力が入っているようにも見えず、かつ原作・・・?
たぶん仲良しの友達二人でやってるんだろう。

面白くありませんでした、という話をつらつらとしたところで自分に創作の力はないんで僻みのようなものもあるんだと思う。非常に上からの謎目線だが今後よく成長して欲しいと思った。