普通の中華屋の話。

東京都立川市にある華縁というお店に来た。というお店と書いたが以前はしょっちゅう食べに来ていた。居住地が離れたもんで。で久しぶりに立川に用事があったもんで。懐かしくなり。

ここは私にとっての”普通”の中華屋だ。改めて流行った町中華ではなくガチ中華と呼ばれるものではない。よくある中華屋。私はその普通が好き。要素としては以下のような感じかな。

・中国の方がいる⇒店員さんが大陸の方、厨房とのやり取りは中国語だが全員にもれなく日本語が通じる。

・餃子も麻婆豆腐もある⇒別に四川だ東北だというくくりもなく、焼餃子もあるし酢豚もある。だいたいなんでもあるけど町中華みたいにカレーとか生姜焼き定食はない。

・定食の値段安め⇒定食で750円~900円程度、メインとご飯とスープと漬物と杏仁豆腐的な。麺の定食にはご飯がついてくる。

・雑でもなく丁寧でもない⇒接客はフランクだけど不快感ないし、まあそういうの求めるなら高級中華にでも行こうね。

・暇なときはフリーダム⇒暇なときは客がいても店員さんが音を出しながらスマホで動画見てる。

・特に酒にこだわりがない⇒ない。紹興酒があることが多いか。

・米の炊き具合が硬い⇒そのまま食べると硬いんだけど、炒め物とかラーメンのスープによく合う。

・宴会コースが安い⇒よく食べ飲み放題2,980円とかある。

このような感じだろうか。ここまで書けばイメージはつくと思う。こういう普通中華が大好きだ。今回の注文は辛味牛肉麺定食。858円税込。

おおおお美味しい。米が進むラーメンだ。牛肉はとろけないけど柔らかいしちょっぴり辛いくらいの刺激がいい。グルメレポートではないのでなんも語彙がないけれども3日後くらいにまた食べたくなるメニューだ。以前から来ていたけどこれは頼んだことなかったな。日本のラーメン屋と違って麺にこだわりなさそうなのもいい。主役はそこじゃないんだよねこの界隈だと。日本のももちろん好きですが。

しばらく行けていなかったが、やっぱ普通中華が一番いいなあ。って話。こういうところがオジサンになったわい。再発見されないまま点在していてほしい種類の店です。